ライム(精油)の効果効能
名前 :ライム、、Lime
学名 : Citrus aurantifolia (キトルス アウランティフォリア)
科名 :ミカン科
抽出部位 :果皮
抽出方法 :圧搾法
ノート :トップノート
注意事項 :光毒性、刺激強(高濃度で使用した場合)
香り :やや苦味のある、甘くて爽やかなシトラスの香り
主な成分 :【モノテルペン炭化水素類】リモネン、γ-テルピネン、α-テルピネオールなど
チャクラ :第三、第七チャクラ
※高濃度で使用した場合、刺激がありますので敏感肌の方は使用量に注意をして下さい。
※高毒性がありますので、皮膚に付着後12時間は、直射日光や紫外線を避けて下さい。
※酸化が早く香りも抜けやすいため、開封後は半年以内に使い切るようにすること。
※揮発が速いため、ある程度香りを持続させたいときは、ベースノートとブレンドする。
(ヤングリヴィング製品は、食品としてご使用頂けます。)
消化器系、呼吸器系、冷え、むくみ、解毒、血行促進、皮膚トラブル
気分を明るくし、リフレッシュさせてくれます★
ライムはミカン科ミカン属に属しますが、酸味や苦味があるためフルーツとして生食はせず調味料感覚で利用するのが主な“香酸柑橘(こうさんかんきつ)類”に属します。日本では柚子やカボスなどもありますが、世界的にはレモンと並んで馴染みのある香酸柑橘類であり、ジン・トニックやモヒート、ギムレット、モスコー・ミュールなどサッパリ系のカクテルに欠かせない柑橘類で、ジュースやお菓子類などにも広く使われています。
ライムと言えばイムグリーン(Lime green)とも称される緑色のイメージがありますが、実は完熟すると黄色に変化します。果皮が熟すほど酸味が抜けてしまうので未完熟のうちに収穫されていることから、ライム=緑というイメージが定着しているようです。又、ライムと呼ばれている品種は大きくタヒチライム(Citrus latifolia)系と、メキシカンライム(Citrus aurantifolia)系の大きく二つに分けられています。
日本で「ライム」として多く流通しているレモンよりもやや小ぶりのものはタヒチライム系統ですが、精油原料として利用されるものはメキシカンライム系となります。こちらはサイズが3~4cmと小さく酸味が強いのが特徴。外見としては色の薄いスダチという印象ですが、植物分類上はシトロン(枸櫞)を祖先に持つのでスダチよりもレモンに近い種とされています。
キーワード
イライラ、うつ、消化不良、便秘、吐き気、食欲不振、むくみ、水分調整、冷え性、体液の滞留、免疫低下、風邪、インフルエンザ、切り傷、しもやけ、血行・リンパ循環促進、セルライト、咳・喉の痛みや不快感、鼻水・鼻づまり、脂性肌・ニキビケア
効能
抗ウイルス作用、解熱作用、鎮静作用、抗菌作用、免疫強化作用、駆風作用、去痰作用、利尿作用、消毒作用、抗痙攣作用、抗うつ作用、強壮作用、止血作用、食欲増進作用、消化器系の不調改善、抗菌作用、収れん作用、皮脂を抑える、切り傷やしもやけの改善、むくみの改善、セルライトの改善
ライム精油の成分のおよろ半分は柑橘系に多く見られる芳香成分“リモネン”が占めており、次いでγ-テルピネン、α-テルピネオールの含有が多い傾向にあります。これらの成分は、鎮静作用によるリラックス効果により、精神的な疲労やストレス症状の軽減、そして、血行促進、鬱滞除去作用など体内の巡りを整える働きが期待されていますので、血行不良やむくみ・セルライト対策に役立つと考えられています。
γ-テルピネンとα-テルピネオールには抗炎症作用も期待されており、咳や喉の痛み、鼻水、鼻詰まりなど呼吸器系の症状軽減用としても取り入れられています。又、抗菌・抗ウィルス作用や免疫強化作用も持つとされていますので、循環を促す働きと合わせて風邪やインフルエンザ予防、初期症状時のケアとして役立ちます。
その他、多くの柑橘系精油と同様にリモネンによる消化促進、胃粘膜保護作用なども期待できますので、消化不良や食欲不振の時にも有効と考えられています。
香りの相性がよいブレンド
ほとんどのエッセンシャルオイルと調和しますので、ブレンドでの著しい失敗は少ないです。特にハーブ系・フローラル系の香りと相性が良いとされています
ラベンダー、ゼラニウム、イランイラン、ベルガモット、グレープフルーツ、オレンジ、レモン、クラリセージ、ローズマリー、ユーカリ、コパイバ
・集中力を高める・・・ライム、ローズマリー、グレープフルーツ
・風邪予防・空気浄化に・・・ライム、ユーカリ、ラベンダー、コパイバ
主な使用法
アロマバス、トリートメント、スキンケア、ヘアケア、香水、芳香浴、掃除(ハウスキーピング)
※入浴剤代わりに利用することで、血行促進と呼吸器系の消毒になり、冷え性の軽減や風邪予防にも効果が期待できます★
>>> ディフューザーレシピ ①
※ご使用になられる場合には、自己責任と管理の下に行ってください。
持病をお持ちの方や、その他使用に不安のある方は、専門家や専門医に相談することをお勧めいたします。
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