クローブ(精油)の効果効能


名前   :クローブ、Clove、グローブバッド、Clove bud

和名   :チョウジ(丁子)、丁香(チョウコウ)、ヒャクリコウ(百里香)

学名   :Syzygium aromaticum

科名   : フトモモ科

抽出部位 :花(蕾)

抽出方法 :水蒸気蒸留法

ノート  :ミドルノート

注意事項 :乳幼児、妊娠中、授乳中、生理中は避ける、刺激強(高濃度で使用した場合)

香り   :甘くスパイシーな香り (歯医者さんでお馴染みの香り)

主な成分 :【フェノール類】オイゲノール(70~85%)、酢酸オイゲノール、β-カリオフィレン、カリオフィレンオキサイドなど

チャクラ :第一、第二、第三チャクラ


(ヤングリヴィング製品は、食品としてご使用頂けます。)


クローブは丁子の木(チョウジノキ)と呼ばれる樹木の花蕾(つぼみ)を乾燥させたもの。

別名に、“百里香(ヒャクリコウ)”というものもありますが、これはクローブの木がまだ見えないくらい遠方にあっても強い芳香から存在が確認できると言われていたためだそう。


フェノール類が多く、精油の中では特に、抗真菌作用、抗殺菌作用、抗ウイルス作用が強い。又、免疫強化、鎮痛の各作用が強く、胃腸の働きも高め、精神的、肉体的強壮作用、血液循環を良くし、身心を温める作用があります。


主成分であるオイゲノールは、歯科治療で歯ぐきを麻痺させるために使用されています。

中国では、歯痛の痛みを和らげるために、つぼみをかんでいました。

また、中世ヨーロッパでは、ペスト予防のためのポマンダーに良く使われていたといわれています。

(ポマンダーに使用された材料:クローブ、タイム、ローズマリー、セージなど)


この、オイゲノールは、フェノール類の中では皮膚刺激の程度が弱いほうだが、使用の際は十分に注意すること。又、肝臓に対する毒性もあるので、短時間の使用のとどめ、ローズマリー(シネオール)のような、肝臓を保護する精油と一緒に使うとよい。


一般的に「クローブ精油」とよばれるものは、香辛料と同じくクローブバッド(クローブの蕾)が利用されています。


※クローブとアスピリンの併用は避けた方が望ましい




香辛料としてお馴染みのクローブ「丁子(ちょうじ」は、肉料理(肉塊にそのまま刺し、ローストして臭みを消す料理法にも用いられる。)に、よく使われていますが、他の香辛料とブレンドをして、カレーなどに使用されたり、カルダモン、シナモン(桂皮・ケイヒ)ジンジャー(生姜・ショウガ)などと合わせてチャイの香り付けにも使われています。


クローブという言葉の由来は、花蕾の形から、ラテン語の「釘」という言葉からきており、古くから感染症の予防に使われるなど、中世ヨーロッパでは、金と同等に扱われるほど高価なものでした。東洋では、「丁子(ちょうじ)」という生薬として使用され、日本でも、芳香健胃剤として、日本薬局方にも収録されていいます。



心と身体の全体的な強化、ベースを整え安定させ活動的にする、

一方、過度の興奮を鎮め、冷静にする。



キーワード

ストレス、ショック、トラウマ、興奮、性欲の減退、インポテンツ、気力の低下、精神的疲労、免疫低下、食中毒、腸内ガス、消化不良、便秘、下痢、口内炎、咽頭炎、歯痛、歯周病、抜歯後、低血圧、出産、慢性疲労、関節炎、神経痛、リウマチ、ニキビ、皮膚真菌症、皮膚の炎症、湿疹、水虫、爪の白癬(つめのはくせん)、口臭が気になる、風邪・インフルエンザ予防、虫除け・防カビ剤


効能

抗菌作用、抗真菌作用、殺菌作用、抗カビ作用、鎮痛作用、抗炎症作用、鎮痙作用、消化促進作用、下痢の緩和、腸内ガスの改善、口臭改善、胃腸の強壮作用、刺激作用、抗ヒスタミン作用、抗血栓作用、加温作用、子宮強壮作用、駆風作用、催淫作用、去痰作用、創傷の改善、ただれの改善、抗感染作用、水虫の改善、歯痛の緩和


香りの相性がいいブレンド

ラベンダーイランイランゼラニウムオレンジグレープフルーツベルガモットクラリセージフランキンセンスシナモンジンジャーブラックペッパー・・・


・集中力を高めたい・・・クローブレモンローズマリーペパーミント

・胃腸のサポートに・・・クローブオレンジジンジャー

・冷えの緩和に・・・クローブブラックペッパーシナモン

・痛みの緩和に・・・クローブラベンダーゼラニウム

・風邪予防に・・・クローブグレープフルーツバジル

・歯肉炎・歯周病に・・・クローブスペアミントティーツリー


※香りが強いので、少量(30㎖の基材に対して1~2滴)で十分。

※敏感肌の方は注意して使用すること。局所的な塗布、短時間の使用にとどめる。


主な使用法

アロマバス、トリートメント、スキンケア、ヘアケア、芳香浴


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※ご使用になられる場合には、自己責任と管理の下に行ってください。

持病をお持ちの方や、その他使用に不安のある方は、専門家や専門医に相談することをお勧めいたします。

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