パチュリ(精油)の効果効能
名前 :パチュリ、パチュリー、Patchouli
学名 : Pogostemon cablini
科名 :シソ科
抽出部位 :葉
抽出方法 :水蒸気蒸留法
ノート :ベースノート
注意事項 :妊娠初期は使用を避ける。刺激強(高濃度で使用した場合)
香り :墨汁を思わせる、スモキーで甘い落ち着いた香り
主な成分 :【セスキテルペンアルコール類】パチュロール、α-パチュレン、α-ブルネッセン、β-セチュレンなど
チャクラ :第一、第二、第六チャクラ
※多量・長時間使用すると食欲不振、不眠、神経系の発作など起こす場合があるため、使用量に要注意。
セキテルペン炭化水素の各成分と、セキテルペンアルコール類のパチュロールの相乗効果で静脈の強壮、体液の循環促進、皮膚組織再生と精神面の作用が高まる。
虫が嫌う香りパチュロール(パチュリアルコール)は、香りの決め手になる重要な成分である。
気持ちをグラウンディングさせ、安定させる
パチュリーは、【60年代の香り】と言われ、ムスクのエキゾチックな香りで、気持ちをグラウンディングさせ、安定させる作用があります。西洋文化では、一般的に家庭でネガティブな感情から解放するために使用されたり、インドでは19世紀位に衣服の香り付けに使用されたり、乾燥させたパチュリの葉を衣服に挟み、防虫剤としても使用されていたようです。
精神疲労、消化器系、免疫強壮作用、PMS、更年期、エイジングケア・・・
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温めると同時に、消炎する作用があります。過労などからの免疫力低下しやすい人に効果的で、疲れを取り除いてくれます。腸にたまった水分を調整するので、下痢、便秘、消化不良などに役立ちます。女性特有の、更年期やPMSといった症状にもいいと言われています。
キーワード
うつ、不安、緊張、ストレス、インポテンツ、不感症、性的な問題、倦怠感、慢性疲労、過食、むくみ、静脈瘤、痔、足の疲れ、腰痛、坐骨神経痛、冷え性、PMS(月経前緊張症)、更年期、湿疹、ニキビ、かゆみ、あかぎれ、手荒れ、アレルギー性の皮膚炎、虫さされ
効能
抗菌作用、抗感染作用、抗ウィルス作用、消炎作用、抗炎症作用、抗真菌作用、瘢痕形成作用、血流促進作用、消化促進作用、解熱作用、免疫強壮作用、細胞活性化作用、静脈強壮作用、催淫作用、収れん作用、うっ滞除去作用、健胃作用、組織再生作用、利尿作用、食欲の抑制、皮膚軟化作用、皮膚細胞活性作用、ヘルペスの改善、殺菌作用、セルライトの改善、防虫作用、昆虫忌避作用
※ 瘢痕(はんこん)とは? できものや傷などが直った後に皮膚面に残るあと。
香りの相性がよいブレンド
柑橘類全般、ゼラニウム、ラベンダー、イランイラン、クラリセージ、ローズマリー、ミルラ、フランキンセンス、サンダルウッド、ジンジャー・・・
※ベースノートなので、ブレンドすると、他の精油の香りを持続させる。
・肩こりに・・・パチュリ、ジンジャー、レモングラス、ローズマリー
・精神安定に・・・パチュリ、ラベンダー、フランキンセンス、ベチバー
※香りが強いので、少量(30mlの基材に1~3滴で十分)
主な使用法
アロマバス、トリートメント、スキンケア、ヘアケア、芳香浴
>>> パチュリの症例
>>> ディフューザーレシピ ①
※ご使用になられる場合には、自己責任と管理の下に行ってください。
持病をお持ちの方や、その他使用に不安のある方は、専門家や専門医に相談することをお勧めいたします。
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