ベチバー(精油)の効果効能
名前 :ベチバー、Vetiver
別名 :カスカスガヤ
和名 :ベチベル
学名 : Vetiveria zizanoides (ウェティウェリア・ジザニオイデス)
科名 :イネ科
抽出部位 :根
抽出方法 :水蒸気蒸留法
ノート :ベースノート
注意事項 :妊娠初期、幼児は使用を避ける。刺激強(高濃度で使用した場合)、イネ科アレルギーは注意
香り :甘く重厚で、スモーキーなパチョリに似た土臭いような香り
主な成分 :【セキテルペンアルコール類】ベチベロール(50~70%)、ベチロンなど
チャクラ :第一チャクラ、(第三チャクラ)
※粘度が高く、垂らしにくい。
※高濃度で使用すると刺激が強いので、使用量に注意すること。
心と体を落ち着ける「静寂のオイル」
ベチバーの主成分のベチベロールには、神経を鎮静させる作用と全身を刺激強壮する作用がある。ベチベロールは、単体成分ではなく、クシモール、クシノール、ベチセリノールなど、いくつかの成分の混合体の総称である。抗炎症作用があるカマズレンの前駆体、ベチバズレンを含むのも特徴。精油は抽出後、しばらく熟成させて土臭さが落ち着いてから出荷させる。
ベチバーは何世紀も前からインドでは使われていました。ベチパーという名前の語源は、インドのタミール語で“掘り起こした根/まさかりで刈る”を意味するVetiverに由来しています。熱帯地域に育成するイネ科の草で、どことなくパチュリに似たようなスモーキーで重厚な香りがします。レモングラスや、パロマローザ、シトロネラの近縁種にあたりますが、これらのエッセンシャルオイルが葉から蒸留されるのに対して、ベチパーは、根から蒸留されるため、香りや特性は全く異なっています。また、「静寂の精油」とも呼ばれるほど心を落ち着ける香りとして知られ、サンダルウッドやフランキンセンスなどと同様に、時間の経過に伴い香りが良くなっていくという珍しい性質を持った精油としても知られています。
免疫強壮作用、PMS、更年期など、ホルモンバランス調整に
>>> PMS(月経前緊張症)の精神的、身体的特徴についてはこちらへ
キーワード
興奮(心の熱を冷ます)、高まりすぎた気持ちを落ち着かせる、神経過敏、うつ、不眠、PMS(月経前緊張症)、ストレス性の症状、精神的消耗、不安、依存、消化不良、神経性胃炎、関節炎、筋肉痛、リウマチ、疲労、防虫、免疫低下、ニキビ、ハリ、つやを失った肌をみずみずしくさせる、頭皮ケア、湿疹、かゆみ、切り傷、肌の手入れ(脂性肌、老化、炎症)、スキンケア、更年期障害
効能
抗うつ作用、抗感染作用、殺菌作用、鎮痙作用、鎮静作用、抗炎症作用、抗真菌作用、防虫作用、抗リウマチ作用、引赤作用、安眠作用、消化促進作用、通経作用、肝臓機能促進作用、免疫強壮作用、膵臓機能促進作用、細胞活性化作用、静脈強壮作用、強壮作用、防虫作用、うっ滞除去作用、皮膚細胞活性作用、抗ウィルス作用、血行促進作用
香りの相性がいいブレンド
柑橘類全般、ラベンダー、イランイラン、ジャスミン、ゼラニウム、クラリセージ、パチュリ、サンダルウッド、ジュニパー、シナモン・・・
・心を落ち着けたい時に・・・ベチバー、フランキンセンス、ラベンダー、カモミール
・明るい気持ちに・・・ベチバー、パチュリー、イランイラン、ゼラニウム、レモン
・女性特有の不調に・・・ベチバー、クラリーセージ、ジャスミン
・ニキビ予防・ケアに・・・ベチバー、シダーウッド、サンダルウッド、ベルガモット
※ベチバーパーは、ウッディー調にしたい時に役立つ。
※香りが強いので、少量(30㎖の基材に対して1~3滴)で十分。
主な使用法
アロマバス、トリートメント、スキンケア、ヘアケア、芳香浴
※夜、好きな精油にベチパーを1滴加えたアロマバスがお勧め★
※ご使用になられる場合には、自己責任と管理の下に行ってください。
持病をお持ちの方や、その他使用に不安のある方は、専門家や専門医に相談することをお勧めいたします。
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